こんな場所にまで咲いている

──街路樹の根元や石垣の隙間などで咲いているのを見たことがあります。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「周りを見てみると、他の植物がちょっと遠慮する場所に、すっと入り込んでいる。都市の隙間にぴたりとはまり込んだ、いわば植物界の隙間産業の成功例です。

ナガミヒナゲシは漢字で『長実雛芥子』。

ヒナゲシに似た花と、細長い実が名前の由来です。分類はケシ科。茎や葉を傷つけると、白く少し粘りのある乳液が出てきます。

この乳液にはアルカロイド系の成分が含まれており、人によってはかぶれを起こすことがあります」

【画像を見る】ナガミヒナゲシはこんなところにも咲いている!

「草刈りなどの際はゴム手袋などを使い、付着したかも、と思ったら早めに洗い流す。

この程度の対策で十分ですが、きれいに見えるけど無害ではないというのは覚えておきたいところです。

なお、ケシ科と聞くと少し身構えますが、麻薬成分は含まれていませんのでご安心を」