花粉飛散量と症状は比例しない?

──花粉の飛散量と症状は比例するのでしょうか。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「花粉量と症状の関係は、ある程度は関連しますが、単純に比例しません。感作(免疫が覚える)の程度や鼻粘膜の炎症状態、前年までの曝露状況、睡眠や体調、さらにはPM2.5などの大気汚染物質との複合的な影響も関わると考えられています。

花粉だけが悪者、というわけでもないのです。また、総飛散量が同じでも、飛び方が違えば体感は変わります。

短期間に高濃度の日が続く年は、総量が平年並みでも症状が強く出やすいことが報告されています。

平均値はおだやかでも、ピークが鋭ければ体は正直です。現在すでに飛散は始まっており、ピークは地域差はあるものの、例年は3月上旬から中旬にかけて迎えることが多いとされています」