実久さんの生きた証「メッセンジャー」に記された言葉

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メッセンジャーには、事故から3年を迎えた時、秋山さんたち両親が実久さんに宛てた思いが記されています。

(原文ママ)
「ごめんなさい」

「2014年2月7日、愛娘(実久)を失った。まだ11歳だった。危険ドラッグを吸引し車を運転した加害者によって。加害者は裁判員裁判で判決後、刑務所に収容されている」

「あれからもうすぐ3回忌を迎える。加害者やその家族から、謝罪の手紙等は1度もない。裁判では『人生をかけて謝る』と発言していたが・・。私たちから宝物を奪っておいて。加害者なんてこんなものかと。

「ただ【過去の汚点】にしかないのだろう。私たちの生活はがらりと変わったというのに・・。実久を失って、体調を崩し子供の声も聞きたくなくて。それでも生活をしていかなくてはならない」

「同じような年格好の子供を見かけると、逃げ出したくなる。今、一番聞きたくない言葉は「お母さん」だ」

「私にはお母さんと呼んでくれる愛娘はもういない。私にはお母さんになることもおばあちゃんになることもできない。どうしてこんなことになったのか。皆に愛されてすくすく育っていたのに」

「きっと私の行いが悪かったからこんな目にあったのだと自分を責めるしかない。実久、守ってあげられなくてごめんなさい・・」

「ありがとう。実久を産んでよかった。出逢えてよかった。あんな事件にあわせてしまって、『私が産んだからこんな目にあわせてしまった』と思ってたけど」

「パパは『実久は“俺らの娘”として産まれてきてよかったんだよ。太く短かったけど、この世を実久なりに満喫して天国に行ったんだ。だから産み育てられたことに感謝しないと』ってぽつりと言った」

「確かにそうかもしれない。加害者を憎んでも、実久から『そんなことしたらしんどくなるぞっ』て言われそう。憎む気持ちに変わりはないけど、けどそれ以上に実久が愛おしいから。だから・・」

「やっぱり・・、どんなに考えても・・。(*^0^*)実久、私たちの娘として存在してくれてありがとう(*^0^*)早く天国に連れて行って下さい、貴女に逢いたい‼」

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【第1話】
「バイバイ」友達と別れた7秒後に最愛の娘(11)は命を奪われた 少女をはねた運転手の男(29)は「危険ドラッグ」を吸っていた


【第2話】
「俺はあの子の父親や、覚えとれよ」父の叫びに対し、男は全く反応しなかった

【第3話】
「実久の火葬ボタンを妻と押したことは忘れない」息を引き取る娘に両親は「いつかそっちの世界に行った時、また遊ぼうな」


【第4話】
危険ドラッグを吸引した男(29)に最愛の娘(11)の命を奪われた両親「早く天国に連れて行って下さい、貴女に逢いたい」 

講演会は、香川県警が「命の大切さを学ぶ教室」として、1月9日に香川県立多度津高校で開催。多度津高校の卒業生でもある秋山さんは、事故の経験を通じ、後輩の生徒150人に交通安全の大切さなどを訴えました。

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