今年も残すところわずかとなりました。高松市の高校では、恒例となった校舎の中庭での第九の演奏会が行われました。本格的な冬の寒さの中、約200人の合唱が響きました。



ベートーベンの交響曲第9番が今年も高松高校で演奏されました。

よく知られた第4楽章は男性のソロパートからクライマックスに向かいます。
男性ソロソロパートを担当した長町さんは剣道部所属です。オーディションで、歌い始めの重要な役割を任されました。

(バリトン担当 長町亮佑さん・1年生)
「一番緊張する部分で、自分自身練習してきましたし、そこは良かった」


1988年に始まった高松高校の年末の恒例行事。

新型コロナの影響で今年も保護者だけに限定して公開されました。

演奏78人合唱112人の生徒と教職員が1つの楽曲を作り上げます。

「ブラボー!」

(コンサートマスターを務めた2年生)
「高校生活、本当に青春だなと思いました。今からの1年間は受験などで厳しい時間が続くと思いますが、高校生活最後まで充実したものにしていきたい」

2022年も残すところ2週間あまり。年が明けると3年生は受験シーズン本番です。