教員を目指す学生たちが、企業と協力して防災バッグの開発を目指しています。子どもたちの防災意識を高め、安心して使えるバッグにするために…。素材として使うのは本来は廃棄されるあるものです。

(前田唯アナウンサー)
「この防災バッグ、実は元々消防服だったんです」

この日、集まったのは、小学校や幼稚園などの教員を目指す就実大学の学生約30人です。消防服は防火性や耐水性に優れていて、子どもたちの憧れの1つでもあることから、官公庁の制服の製造と販売を手がける倉敷市の大和被服と共同で、防災バッグを開発することになりました。どうすれば使いやすく、防災への意識を高めることができるのか…。学生たちがアイデアを出し合いました。

「あえて”消防”を見せる」
「背負ったら、”私は消防士だ”みたいな」
「消防士になりきれる」
「いいやん!」