J1元年の集大成とも言える一戦です。ファジアーノ岡山は、きのう(30日)、浦和レッズとのホーム最終戦に臨みました。
サポーター「勝利のみです!」「絶対勝つ!」「頑張れ!ファジアーノ!」
(小寺真生記者)
「今シーズンの集大成と意気込むサポーターの熱気がスタジアムを包み込んでいます」
初挑戦のJ1リーグのホーム最終戦、10試合ぶりの勝利で飾るべく、浦和レッズを迎え撃ちました。GKには、ファジアーノで8年プレーし、今シーズン限りでの引退を表明している金山隼樹選手が先発し、前半14分までプレー、交代時にはチームメイトが花道を作り、功績をねぎらいました。
(実況)
「37歳、ファジアーノの功労者金山ピッチを後にします」
試合は、序盤ファジアーノが見せ場を作るものの、その後は徐々に浦和ペースに。スコアレスで折り返した後半27分、ディフェンスラインの裏を縦パス一本で取られ失点。終盤にかけて、追いかける苦しい展開となります。それでも、サポーターの前で意地を見せたいファジアーノ。右サイドの佐藤を起点に積極的に浦和ゴールに迫ります。しかし度重なるチャンスにも1点が遠く、ホーム最終戦を白星で飾ることはできませんでした。試合後にはセレモニーが行われ、木山監督が今シーズンを振り返りました。
(木山隆之監督)
「すべての試合に全力で向かい合って勇敢なサッカーをやってこれたと自負しています。最後に一つだけ言わせてください。ファジアーノ岡山は来季もJ1だ!」
J1・2シーズン目へと繋げる一戦にできるか。今季最終節は、今月6日、アウェー清水戦です。










