特殊詐欺グループの手口

詐欺グループの男は、「全財産の紙幣番号を確認して、マネー・ロンダリングに使われていないことを証明しなければならない」と話し、そのための手続きとしてネットバンクが利用できる新規の預金口座と暗号資産取引の口座を開設するよう伝え、開設する際に、マイナンバーカードの画像などを入手しました。

女性は10月6日から10日までの間、5回にわたり合計約3900万円の預金を新規口座に移し替えた後、男が女性のマイナンバーを使って暗号資産を購入し個人名義へ振込手続きを行い、資金を移転したとみられています。また、女性宛に、裁判所名の偽の現金預かり証が発行されていました。