レストランがアート空間に様変わりです。国の内外に約850店舗を展開するサンマルクホールディングスが、岡山市北区の1号店を倉敷芸術科学大学と共同でリニューアルしました。

きのう(30日)、生まれ変わった店内が公開されました

プロジェクションマッピングや絵画など、至るところにアート作品が散りばめられています。

ベーカリーレストランサンマルクの1号店、大元店です。リニューアルを計画していたサンマルクと、学生の社会学習の場を求めていた倉敷芸術科学大学の狙いが一致して実現しました。

スマートフォンをかざすとAR=拡張現実の技術で絵画が動き出す作品なども楽しめます。

(倉敷芸術科学大学 中川浩一教授)
「いかに日常の中に非日常である表現を持ち込むかというのは、表現サイドの大きな問題だと思うんですね。この場を借りることで、解決するための取り組みができるであろうと感じました」

現在は教授が手掛けた作品が並んでいますが、今後は学生による作品も展示する予定だということです。