香川県は、地方を担う人材育成の観点から県立大学の設置、拡充を検討しています。その是非などについて話し合う第2回の検討委員会が開かれました。

検討委員会は教育関係者や経済界の代表ら8人の委員で構成されています。

きょう(22日)は、県が実施し約1万人の高校生から回答を得たアンケートの結果が示されました。

現状、大学に進学を希望する生徒は6割で、このうち県内を望むのは約2割。

県立大学に求めるものとしては学びたい内容の学部や学科がある、就職に有利、資格を取得できる、などの条件があがっています。

委員からは地域の大学同士、また企業との連携も考えてみてはなどの意見が出されました。

(委員長を務める長崎県立大学 浅田和伸学長)
「高校生、若い子たちの将来のためにどういうあり方がいいのかというのを、いろんな意見があると思うので」
3回目の検討委員会は冬ごろに開かれ、教育内容や規模、費用対効果なども含め議論される予定です。










