秋が深まり、日に日に日没が早まっています。この時期、特に注意が必要なのは車の運転です。

どのようなことに気をつければよいのかまた、夜間の事故を防ぐための対策は?
日本自動車連盟=JAFで聞きました。

日が暮れる時間が急激に早くなる、この時期。車の運転には特に注意が必要だと、JAFの担当者秋田さんは話します。

(JAF岡山支部 秋田博志さん【画像①】)
「(秋は)急に暗くなるのが早くなるという感覚があると思うんですが、今まで(夏は)大丈夫だったので(ライトを)つけなかったという習慣ができてしまっているんですよね。そこから急に暗くなってきて、習慣が追いついていないという方が多いんじゃないか」

【画像①】

元々、事故が起きやすいとされる、夕方の時間帯。岡山県警のまとめでは、過去5年間に県内で発生した死亡事故296件のうち午後5時台では22件。1日の中で最も事故が多い時間帯であることが分かっています。事故を防ぐために大切なのは、暗くなる「前に」ライトをつけることです。

(JAF岡山支部 秋田博志さん)
「(点灯は)日没の30分前くらいがいいとされています。ちょっと暗くなってきたかなと思うタイミングでは、もうつけていただく」

点灯を忘れないよう、ヘッドライトの設定を「オート点灯」にすることも、事故の防止につながります。