昨夜(13日)、岡山市で住宅2棟が全焼する火事がありました。近くには病院があったことから患者が一時、安全な場所に避難しました。

昨夜6時過ぎ、岡山市中区赤坂本町の高本敏子さんの住宅の車庫から炎が出ているのを、通行人が見つけ消防に通報しました。消防車20台が駆けつけて消火にあたり、火は約3時間後に消し止められましたが、高本さんの住宅と、道を挟んだ藤井一平さんの住宅の、合わせて2棟が全焼しました。

この火事で、3人が喉の痛みや体調不良を訴え病院で診察を受けましたが、けがなどはありませんでした。

現場は住宅密集地で、すぐ近くには病院があったため、岡山市消防局は病院に患者を安全な場所に避難させるよう促しました。
(岡山協立病院 角南和治院長)
「第一報を聞いて、驚きましたけど、ただ、残った職員が冷静に対応して、すぐに延焼が来そうな病棟の患者さんについてはは速やかに移動しましたので、特に大きな事なく無事に経過しました」

警察と消防が、火事の原因について調べています。