今月末にも新たな台風が発生か?
気象庁によりますと、きょう(23日)午前9時、フィリピンの東で新たな熱帯低気圧=台風のたまごが発生したということです。
熱帯低気圧は、午前0時現在、フィリピンの東にあって西にゆっくり進んでいて、中心気圧は1004ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルということです。
今後の進路予測は【画像⑤】の通りです。

熱帯低気圧はその後、台風に発達する見込みで
あす(24日)午後0時にはカロリン諸島、
中心気圧1002ヘクトパスカル、
最大瞬間風速は25メートル
あさって(25日)午前9時にはフィリピンの東、
中心気圧1000ヘクトパスカル
最大瞬間風速は30メートル
26日午前9時にはフィリピンの東、
中心気圧は1000ヘクトパスカル、
最大瞬間風速は30メートル
27日午前9時にはルソン島、
中心気圧は1000ヘクトパスカル、
最大瞬間風速は30メートル
28日午前9時には南シナ海、
中心気圧は994ヘクトパスカル、
最大瞬間風速は35メートル
が予想されています。
この熱帯低気圧について、RSK山陽放送の宮本大句見(たくみ)気象予報士に聞いてみました。
(RSK山陽放送の宮本大句見気象予報士)
「衛星画像【画像⑥】を見ると、フィリピン付近には台風18号に伴う発達した雲があり、日本の東には台風19号の雲があります。さらに、フィリピンの東やマリアナ諸島のあたりにも雲の塊が位置している状況です」
「この、熱帯低気圧が、あす(24日)には台風に発達する見込みです」

「雨と風の予想【画像⑦~⑰】では、次第に反時計回りの渦はフィリピン付近を進み、中心付近の風速が強くなる予想【画像⑪】になっています」
「一部のシミュレーションでは南西諸島に近づくものも見られる状況です。台風に発達する見込みで、今後の動向に注意が必要です」










