日本語を学ぶ留学生が日ごろの勉強の成果を披露する「日本語スピーチ大会」が岡山市北区で開かれました。

「笑顔には人と人を近づける力があります。国が違っても言葉が違っても、笑顔で心が通じ合えます」


スピーチ大会は、岡山外語学院が日本語を学ぶ学生たちのレベルアップを目指して毎年開催しているものです。現在、中国やミャンマーなど20か国以上の約300人が学んでいて、予選を勝ち抜いた10人が「今伝えたいこと」をテーマに発音や表現に注意しながらスピーチをしました。

今年は、音が似ている「鶏(とり)」と「氷」を間違えてしまった失敗談などを披露した、中国出身の蘇妮爾(ソ ニーアー)さんが優勝しました。

(中国出身 蘇妮爾さん)
「失敗しても大丈夫です。緊張しないで楽しんで日本語を学んでいきましょう。もっと日本語を理解してほしいと伝えたい」

学生たちの多くは、日本での進学や就職を目指しているということです。