香川県は食中毒が発生する危険が高まっているとして、「細菌性食中毒警報」を発令しました。期間はきょう5日から11日までの7日間です。
香川県は「一日の平均気温が27℃以上で、かつ一日の平均相対湿度が75%以上の日が連続して2日間続いた場合、またはそれが予想されるとき」とする発令基準に該当するとして、きょう(5日)「細菌性食中毒警報」を発令しました。食中毒菌の多くは、温度25~40℃、湿度75%以上になると急速に増殖するということで、香川県では以下のように食品の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。
・テイクアウトやデリバリー利用後は冷蔵庫を過信せず、できるだけ早めに食べる
・冷蔵や冷凍の必要な食べ物は正しく保管する
・生の肉や魚を調理したあとのまな板、包丁などの調理器具はよく洗って消毒する
なお、香川県では「細菌性食中毒警報」の発令は今年になって7月以降7回目で、きのう(4日)までに県内で9件が発生し、133人が食中毒になっています。