街のゴミ箱と誤解される 自販機のリサイクルボックス

リサイクルボックスが詰まっている状況【画像③】を目にした方も多いのではないのでしょうか?
(全国清涼飲料連合会)
「リサイクルボックスはペットボトル・缶・ビンの資源の再利用を目的としたもので、プラカップや一般ゴミなどが投入されると、リサイクルの仕分けをする中間処理業者の負担にもつながっています」
自販機横のリサイクルボックスは、街で設置されている回収ボックスが減少していく中、何でも入れて良い「街のごみ箱」のように誤解される現状が課題となっています。全国清涼飲料連合会によりますと、リサイクルボックスの中の約3割が飲料空容器以外の異物(一般ゴミ)が占めているということです。
この現状に対して、業界団体ではリサイクルの推進を目的に2022年から新たなボックスの展開を始めています。
新しいリサイクルボックスでは一般ごみなどが投入しにくいように、工夫が取り入れられています【画像】。


飲料を飲み残した状態で捨てることも、リサイクルボックスの中でこぼれるなどし、ボックスの容量を無駄にしてしまうだけでなく、フードロスの観点からも避けたいところです。
異常な暑さの夏、水分補給とあわせて、分別も”こまめに”行う必要があります。