きのう(21日)観音寺市の養鶏場で死んでいたニワトリは、病原性の高い鳥インフルエンザへの感染が確認されました。さらに観音寺市内では別の鳥インフルエンザが疑われる事例も発生しています。

観音寺市のブロイラーを飼育する養鶏場では、今朝(22日)から作業を始め、正午までに約2万4000羽のうち7200羽の殺処分を終えました。この養鶏場で検出されたウイルスは国の機関の検査で高病原性のH5亜型の鳥インフルエンザウイルスと確認されました。

この養鶏場は、観音寺市で発生した今季1例目の鳥インフルエンザに伴って、今月15日香川県の立ち入り検査を受けていましたが、その際、感染は見つかっていませんでした。

さらに、香川県は観音寺市の別の養鶏場で今季3例目の鳥インフルエンザへの感染が疑われる事例が発生していることを発表しました。
香川県はウイルスが鳥インフルエンザと確認されれば、すぐに殺処分に取り掛かるとしています。