今年6月、日本陸上競技連盟の会長に岡山市出身の有森裕子さんが就任しました。次世代の育成や今後の展望など、日本陸連のトップとしての意気込みを聞きました。

こういう役割を受けようと思う自分になるとは思わなかった

(日本陸上競技連盟 有森裕子会長)
「やっぱりこの陸上というものを通して、よりこれからスポーツが人や社会やそういったものとともに本当必要で、本当に根底から人を元気にしたりとか、つないでいったりとか、育んでいくことができるものにもっとしていきたい」

日本陸上競技連盟の会長、有森裕子さんです。岡山市出身の58歳。女性として、また、五輪経験者として初めての重責を担うことになりました。

(有森裕子会長)
「正直なところ、自分がまさかこういう役割を、自分自身で受けようと思う自分になるとは思わなかったですね」

女子マラソンでバルセロナ五輪とアトランタ五輪の2大会連続でメダルを獲得。自らの経験も糧に次世代の育成にも力を入れていきたい考えです。

(有森裕子会長)
「本当に頑張って、次なる人材を、自分たちが叶えられなかった夢とか目標。そして育成みたいなものを必死になって頑張ってるので。その未来を一緒に歩みたいなと思って。それができる役割が今来たのかなという、役職的に」