「信号機のない横断歩道」を歩行者が渡ろうとした場合の、「車の一時停止率」について、昨年、約10%しか止まらない全国ワーストだった岡山県が、今年は50%近くまで大幅に改善したことが分かりました。

JAF=日本自動車連盟の調査によりますと、信号機のない横断歩道で一時停止した車の割合は、岡山県で49.0%・香川県で26.0%で、ともに過去最高となりました。
去年、岡山県では、一時停止率が10.3%で全国ワーストでしたが、今年は40ポイント近く改善し全国平均も上回りました。
香川県は、去年より0.8ポイント改善したものの、全国ワースト7位に留まっています。

岡山の結果についてJAF岡山支部は「啓発活動や取締りの成果が出たのではないか」と話しています。
ちなみに今年、一時停止率が最も高かったのは、長野県で82.9%、ワーストは沖縄県の20.9%、全国平均は39.8%でした。