JR岡山駅東口の一般車向けの駐車場が改修工事を終え、おととい(1日)から1年半ぶりに利用できるようになりました。一方で、新たなシステムに利用者からは戸惑いの声が多く聞かれました。

(利用客)
「最初間違えました」
ーどう間違えた?
「こっち(出口)から入って来ようとした。ちょっと入りづらかったです。」

「いや、分かりにくいですね。ぐるっと回ってきたらどこが入口なのかなと思って。一回一周してここが(入口か)と思ったら入れないと書いてあるし、あああっちが(入口か)と思って一周しちゃいました」

「迷った」「分かりづらい」初めての利用者からはこうした声が多く聞かれました。

おとといオープンしたJR岡山駅前の一般車向けの駐車場です。路面電車の駅前への乗り入れに伴う改修工事で、タクシーゾーンと一般車ゾーンを入れ替えて提供を開始しました。

新しいシステムに利用者はまだ慣れておらず・・・

(利用客)
「向こう(入口)の矢印がこう(左向き)になっていたらこっちに来てここ(出口)から入るから・・・分かりにくい!」

多くの人が間違えるのが最初の分岐です。駅の南側から進入して最初の看板には、左折したら駅前広場駐車場という表示が。

しかし、表示の現在地はここ。

間違って左折すると、降車場の方向に進んでしまうのです。降車場からは駐車場の出口にしか繋がらないため、入口に入るには1周して戻るしかありません。

取材中も、迷ってしまったドライバーの姿が・・・

(利用客)
「矢印通りには行ったんですよ。いいようにしているのに、分かりにくいのはもったいない」

現在は入口と出口に2人の誘導員が配置されていますが、2週間ほどで無人になる予定です。

(利用客)
「(誘導員がいないと)きついですね。開いているのかどうかも分からなくて、ややこしいかなと思いました」

誰もが利用しやすい駐車場となれるのか。管理する市は、今後案内表示の看板を増やすなどより分かりやすい仕組み作りを検討していくということです。