四国電力が、香川県坂出市にある火力発電所に新たに5号機の建設を検討していることを明らかにしました。

四電が番の州臨海工業団地にある坂出発電所内にこれまでの1~4号機に加え、新たに5号機の建設を計画しているもので、環境保全のための配慮事項をまとめた書類を今月(2月)3日、国や香川県などに提出したということです。
5号機は、四電の火力発電所としては2番目の大きさとなる60万キロワット級の出力で、燃料は液化天然ガス、CO2排出量が少ない最新鋭の発電設備を検討しているということです。
(四国電力 佐相敬一経営企画部長)
「当社の中の発電設備の新陳代謝環境にやさしいLNGを使うということで2030年以降のCO2削減対策」
四電は、事業性と環境影響評価の目途がつき次第、建設するか否かを判断するとしていて、実現した場合、2031年度以降の運転開始を予定しています。