地域の伝統芸能、農村歌舞伎の文化を受け継ごうと、香川県高松市の小学校の児童が歌舞伎を披露しました。

体育館が、芝居小屋さながらの盛り上がりです。
高松市香川町の川東小学校では毎年、5年生が総合学習として江戸時代から地区に伝わる農村歌舞伎について学んでいます。
保存会の大人たちの指導のもと昨年の春から練習を重ね、これまで、地域の敬老会などで成果を披露してきました。全校児童に見てもらうのは、初めての試みです。
「白浪五人男」など2つの演目の熱演に、下級生も刺激を受けていました。

(3年生)
「迫力とか抜群ですごいと思いました」
(4年生)
「声の大きさとかがすごく大きくてわかりやすくて、感動しました」
(5年生)
「メイクをしたり着物を着たりしてかっこよくして舞台に出るのがいいと思います」
(5年生)
「楽しかったです。歌舞伎の伝統を受け継いで、また次の5年生に弾いてもらいたいです」
6年生になる4月には、地域に残る歌舞伎小屋「祇園座」で集大成の公演に臨みます。