備前市・伊里地区の中学校で恒例のかるた大会が開かれました。使われたのは郷土の歴史を知ってもらおうと作られた特別なカルタです。

まさに白熱。備前市の伊里中学校の全校生徒が参加し毎年開催されているかるた大会です。ここで去年から使われているのが…熊沢蕃山!

江戸時代、庶民が学ぶことの重要性を伝え旧閑谷学校の設立の礎を築いた儒学者・熊沢蕃山。その偉業を称えようと去年、制作されたかるたです。蕃山の功績や残した言葉が読み上げられるたびに生徒たちは競って札を取り合っていました。

(生徒2年生)
「(熊沢蕃山は)勉強熱心な人だと勉強したので自分も見習って3年生に向けて勉強を頑張っていきたい」
(生徒2年生)
「1回戦だけ勝ちました」「伊里地区にしかないことがたくさんあると思うので伊里に生まれてよかったなと」

生徒たちは楽しみながら郷土の魅力を再発見したようです。