家族の介護や世話を日常的に行う若者、「ヤングケアラー」...当事者の体験を基にした演劇が、今週末に岡山市で上演されます。自分が当事者であることに気付いていない人が多いというヤングケアラー。実情を演劇を通して伝えます。

(演劇より)
「兄はそれまで健常者で、私もそれまでは障害者がいない家庭の普通の子どもだった訳です。私自身は、その年齢もあったのかもしれませんが、障害者となってしまった兄をどうしても好きにはなれませんでした」

ある日、障害者と認定された兄。とまどいから、現実を受け入れられない妹の心境を描いた場面です。

この演劇のタイトルは「きょうだいの声」。家族の介護や世話を日常的に行う若者「ヤングケアラー」が題材です。

「きょうだい」として登場するのは、障害や病気がある人の兄や弟・姉・妹です。

(出演する藤原和也さん)
「障害者の方が弟さんにおられるっていうことに対して、真剣に想像力を働かせねばならないのはもちろんですし、難しいなって思っています」