きょうから11月、年始に向けた準備も始まっています。岡山・香川の郵便局では年賀はがきの販売がスタートしました。今年は郵便料金の値上げもあり、発行枚数は過去最少となっています。

岡山市北区の岡山中央郵便局では、午前9時の販売開始と同時に多くの人が訪れ、年賀はがきを買い求めていました。

(購入者)
「やっぱり手書きなので温かみがあるというか、特別な感じで送れるので良いかなと」

今年は郵便料金の価格改定で、はがきが63円から85円に値上がり。ここ数年、年賀状の需要が減少していることもあり、全国での発行枚数は統計を取りはじめた2004年以降過去最少の約10億7千万枚と前年比で25.7%減少していて、減り幅も過去最大です。

(購入者)
「100枚くらいは出すかなというところです。」「Q.郵便料金が85円になりました。」「まあ少し値段が上がったかなというのはあるんですけど、やっぱり毎年1年に一回出すものなので大切にしたいと思っているので出すようにしています」

来月(12月)15日から引き受けが始まり、25日までに出せば元日には届くということです。変わりつつある年賀状の需要。街の人は・・・

(街の人)
「Q.年始の挨拶は?ラインですね、SNS。親しい人にはラインで送って久しぶりにやり取りできる。ただ年賀状のお年玉の番号は嬉しいので来るのは期待しちゃいます。Q.ご自身が書くのは?そうですね、無いですけど!」

昔ながらの年賀状はもちろん、SNSの普及などもあり新年の挨拶の形も多様化しているようです。