朝日選手の独独のレーススタイル 恩師が語る「天才の所以」

玉野光南高校で陸上を始め、短期間で力をつけてきた朝日選手を高校時代の恩師は…

(玉野光南高校陸上部顧問 土井田匡徳さん)「ある意味天才」
「天才」と言われる所以のひとつが、独特のレーススタイルです。

(黒田朝日選手)「レースの時に時計をつけて走らないです」
多くのランナーが時計でペースを図るなか「自分の感覚」を第一にする朝日選手。スロースタートだった箱根。後半、ギアを上げ気が付くと区間賞の走りを見せていました。

(黒田朝日選手)
「きついかきつくないかぐらいのギリギリのラインで走っていれば、割といい走りができるので」「感覚ですね」
その強みはレースだけにとどまりません。普段から体の状態に意識を研ぎ澄まし、コツコツと練習は積みますが無理はせず、けがもほとんどありません。それが朝日選手の強さの秘密だと青学の原晋監督は、評価しています。そんな兄の背中を追い今年、弟の然選手も青学の門を叩きました。