SNSで話題になった列車を襲うアメリカ軍機の漫画。
岡山出身でニューヨーク州在住の作家、小手鞠るいさんの父、川瀧喜正さんが、自らの体験を描いたものです。

太平洋戦争末期の昭和20年7月24日、通学のため列車に乗っていた川瀧さんは、アメリカ軍機の攻撃を受け、列車から飛び降りて命からがら逃げました。
岡山県南部の町、西大寺から岡山駅へ向かう途中のことだったと書き添えられています。
川瀧さんは、この場面のほかにも「激動の昭和」をさまざまに切り取った漫画を描いています。
小手鞠さんは、そんな川瀧さんのスケッチブックとのコラボ作品として、これまでに「
そして、9月4日、新たに、激動の昭和を漫画と文章でふりかえる「つい昨日のできごと」が平凡社から出版されました。
ニューヨーク州ウッドストックで執筆を続ける小手鞠さんとメールをやりとりして、新刊について取材しました。