非対面で商品を購入できることから、コロナ禍の中で増えているのがユニークな「自動販売機」です。8月、岡山市内にまた一つ登場しました。出てくるのは「飲み物」ではなく「かけるもの」です。


(武田彩佳アナウンサー)
「出てくるのはドレッシングです」

こちらの自動販売機は、ドレッシング専門店のすぐ目の前に設置されています。その名も「ドレッシング自動販売機。」

設置したのは、手作りドレッシング専門店「Cook Home」です。シェフの経験もある水井さんが20年にわたり店頭で販売し人気でしたが、コロナの感染拡大で客足が遠のき、売り上げが3割減少。非対面で購入できる自動販売機の設置を決めました。

(水井政三さん)
「パーティションを作りましたが、お客さんも気にされたり、そういう面では非対面で販売できればベストかなと」


自動販売機はドレッシングのボトル用に “特注”しました。ゴマ、トマト、ゆずの3種類を販売しています。

(水井政三さん)
「無添加で材料から吟味してます」


(武田彩佳アナウンサー)
「一番人気のトマトのドレッシングをたっぷりかけて」

「トマトの旨味が凝縮されていますね。見た目ほどの主張がないので、サラダの野菜の旨味を引き立ててくれますね」


(水井政三さん)
「いつでも自由に24時間買っていただけるのが1番嬉しいので、ドレッシングを好きなお客さんに少しでも多く知っていただければ」

コロナをきっかけに広がりを見せる自動販売機。この店では「感染収束後も設置を続けたい」としています。