岡山市ではきょう(7日)で14日連続の猛暑日となり史上最長を更新しました。これから盆にかけ、さらに注意が必要なこの暑さ。岡山県警では車内に子どもを放置することは絶対にやめてほしいと呼びかけています。
きょう(7日)も厳しい日差しが降り注いだ岡山・香川。岡山市で37.4度、高松市で37.1度を記録。この猛暑の中、岡山県警は増加傾向にある子どもの車内放置を防ごうと啓発活動を行いました。
どれだけ車内放置が危険かという実験が公開されました。
(杉澤眞優キャスター)
「現在、外の気温は37℃です。26℃に冷やした車内、5分間置くと、どれぐらいの温度になるのでしょうか」

屋外では26℃の車内が5分後には…35℃前後に。一方、日陰だから安全、という訳でもありません。同じく26度の車内が5分後には31度に。10分後には34度まで上昇し、日陰に車を置いてもすぐに高温になることが分かりました。

警察ではそもそも車内に子どもを長時間放置する行為は「児童虐待」にあたるとして注意を呼びかけています。
(岡山県警察本部 人身安全対策課 桑田淳二警部補)
「車内放置は非常に危険です。特に乳幼児については、体温調節機能が未発達で自分で体調不良を訴えることもできませんので、現場を見つけた場合は、すぐに110番通報していただきたいと思います」