JR西日本は、現在「こだま」号として運行されている「500系」新幹線車両の営業運転を、2027年をめどに終了すると発表しました。

JR西日本では中期経営計画で、東海道・山陽新幹線に安全性や快適性を向上させたN700S系を、2026年度から2028年度に10編成追加投入する予定です。

そして、現在「のぞみ」号として運用しているN700系10編成を16両から8両化するのに伴い、「こだま」号として運用されている老朽化したN500系の営業運転を2027年をめどに終了するとしています。

500系は、1997年3月のダイヤ改正でデビュー、ロングノーズの先頭形状が特徴で、当時の営業速度国内最高速300km/h(世界最高速タイ)で新大阪ー博多間を最速2時間17分で結びました。

2008年以降は8両編成を「こだま」号として運用、2010年には「のぞみ」号から引退していました。

500系は現在までに「カンセンジャーラッピング新幹線」や「ハローキティ新幹線」としても運行され人気を集めてきました。