このサービス「利便性向上」以外にも狙いがあった
なぜこのような実証実験を行うのか、その背景としてJR四国は以下の点を挙げています。
・タクシードラーバー不足・タクシー車両の供給不安定な状況で、地方都市の中心市街地にある駅のタクシー乗り場にタクシーが1台もいない状況が珍しくない
・地方ではタクシー配車アプリの導入が進んでいない
そこでJR四国は、タクシーの予約システム開発・提供や配車業務の受託運営サービスを手掛ける「株式会社電脳交通」(徳島市)と共同で、列車→タクシーの乗り継ぎをスムーズに行えるようにすることで、乗客の利便性の向上を図るとともに、公共交通全体の利用者の増加を目指そうというものです。
JR四国と電脳交通は、実証実験を11月30日まで行い、その後は今回の実証実験の結果をふまえて利用実態やシステムの操作性、タクシー事業者の意見なども確認し、実装に向けて検討していきたいと考えているということです。










