高校球児の熱い戦い、高松商業が快勝です。大会屈指のスラッガー・浅野翔吾選手を擁する香川代表の高松商業が、初戦で長野代表の佐久長聖を相手に猛打を爆発させました。

地方大会でのチーム打率が、出場校中トップの高松商業。佐久長聖を相手に甲子園でもその攻撃力を見せつけます。

4回表、ランナー2・3塁で5番山田が、レフト前にはじき返すタイムリー。さらに犠牲フライで1点を追加し、2点を先制します。

そして迎えた5回、香川県大会では3本のホームランを放った大会屈指のスラッガー・浅野が、逆風にも関わらず右中間の一番深いところに運ぶ高校通算65本目のホームラン。

さらに両チーム得点を重ねて7回にも…

(浅野翔吾選手)
「完璧でした。しっかり変化球を狙って完璧に捉えたので」

2打席連続のホームランで佐久長聖を突き放します。
そして8回、ランナー2・3塁で香川大会では不調だった4番本田。

(本田倫太郎選手)
「県大会では迷惑ばかりかけてきたので、ライナーを打とうとした結果がスタンドまでいってくれて」

ダメ押しとなるスリーランホームラン。高松商業は先発全員安打、8人が打点をあげる猛攻で3回戦進出を決めました。

(高松商浅野翔吾選手)
「きょうはとにかく楽しんで試合をやろうと言っていたので、みんなヒット誰が打っても全員が喜んでいい感じで、ベンチも盛り上がっていたのでよかった。ベスト8を目標に練習してきたので、まず次を勝ってベスト8を達成したい」

全国にその打撃力を見せつけた高松商業。次は大会10日目の第2試合で、福岡代表の九州国際大付属と対戦します。