そのとき青井さんはとっさに伝えた

青井さんは思わず女性に「インターネットできるんですか?」と尋ねます。すると女性は「おばあさんができるわけねえが」と即答。

「これはまずい!」
青井さんの胸騒ぎは確信に変わりました。

「絶対おかしいから電話をすぐ切って」と女性に伝え、被害を未然に防ぐことができました。その後女性は、警察に相談しました。

海外の番号から掛かってきた電話 女性は信用してしまった

警察によりますと、電話をしてきた相手は男で、発信は海外の番号だったということです。女性は、男が名前を名乗ったため信用してしまったそうです。

電話の男は「あなたがきょう中に29万9600円を、こちらが指定する口座に振り込まなければ裁判になります。指定口座はのちほどショートメールで送ります」と迫ったということです。

(岡山大学病院 副看護師長 青井美由紀さん)
「まさか病院の中でそういうことが起きているとは思ってもいなかったので、阻止できて良かったなと思っています」

巧妙化する手口。2024年1月~3月の岡山県内の特殊詐欺の被害額は7769万円に上っていて、岡山県警は注意を呼び掛けています。