岡山県は、米に斑点ができるなどの害を与える「カメムシ類」が、今後多く発生する恐れがあるとして注意報を出しました。

大量発生が予想されるのは、「アカスジカスミカメ」など斑点米カメムシ類です。

成長途中の稲穂の養分を吸い取るため、米粒に黒い斑点ができるなどの品質低下を招きます。
7月、赤磐市と真庭市で行った調査では、「アカスジカスミカメ」がいずれも過去10年間で最も多く確認されたため、5年ぶりに注意報を発表しました。今後さらに増える恐れがあるため、岡山県は生産農家に薬剤の散布など防除の対策の徹底を呼び掛けています。