「どうしても生まれ変わりなさいといわれたら、あの時代の、あの村に生まれたい」
愛生園で、夫や友人たちと暮らした日々を振り返り「孤独ではない」と語る宮崎さん。それでも宮崎さんが80才を過ぎて出した本には、故郷を思う気持ちがこのように綴られています。

「私は絶対に生まれ変わりたくありませんが、もし、どうしても生まれ変わりなさいといわれたら、あの時代の、あの村に生まれたいです」
「私の両親、祖父母」

故郷の母親の墓を初めて訪れた宮崎さんの姿が、映画に描かれています。
(映画より)
「母ちゃんな、もうすぐ帰ってくるから待っとってな」
(宮崎かづゑさん)
「砂漠を歩いてきました。弱い足で、弱い体で」
「はかり知れないハンセンの病気の恐ろしさと、それに耐えていく。一生懸命生きようとするんです、みんな」
「楽しかったです、嬉しかったです。これをいっぱい花束のように胸に抱いて、納骨堂へ参ります」

映画「かづゑ的」は、3月2日から全国で順次公開され、岡山市のシネマ・クレールでは3月15日から上映されます。










