球児の聖地・甲子園を目指す高校野球岡山・香川大会は終盤戦です。ベスト4の椅子をかけて熱い戦いが繰り広げられました。
■創志学園×おかやま山陽
マスカットスタジアムの第二試合では、創志学園とおかやま山陽が対戦しました。4回裏、2点を追う山陽は下位打線がつながり同点に追いつきます。さらに1番・田内のライト前タイムリーで勝ち越しに成功します。
続く5回表、逆転された創志は得点圏にランナーを進め、バッターは4番・金田。主砲が仕事をきっちりこなし、すぐに同点に追いつきます。
さらに満塁のチャンスで打席は7番でエースの岡村。打球は左中間を抜け、走者一掃のタイムリー3ベースに。創志はこの回一挙6得点のビッグイニングとなります。
投げても岡村は、12安打を浴びながらも要所を締めるピッチングで完投。10対6で創志が準決勝にコマを進めました。
(創志学園 長澤宏行監督)
「子どもたちには、そういうこと(自身が夏の大会終了後退任すること)は考えないようにやってくれ、ということは言っているんですが、きょう6点取った時には、彼らの熱い思いというのは感じた気がしました」
(創志学園 岡村洸太郎投手)
「やっぱり監督さんと一緒に甲子園出て、いい結果を残して終わると思っているので、そのためにまず目の前の一戦一戦をきっちり戦っていこうと。全員同じ気持ち」
■理大附×玉島商
第一試合では岡山理大附の打線が爆発。8対0、7回コールドで玉島商業を下し、8年ぶりのベスト4進出を決めました。
香川大会の準々決勝2試合の結果は以下のとおりです。
<香川大会 準々決勝の結果>
英明 7ー0 志度(7回コールド)
高松商業 12ー5 坂出商業(7回コールド)