イノシシによる被害を防ぐため、高校生が製作したイノシシ捕獲用の檻がきのう(16日)浅口市に寄贈されました。

イノシシ捕獲用の檻は、農作物などへの被害を防ごうと浅口市が、おかやま山陽高校に製作を依頼したもので、昨年までに8基が贈られています。

大きさは縦と横が1メートルで奥行きが2メートルあります。今年も機械科の生徒が2基を製作し、そのうちの1基は6人の女子生徒が、高い安全性と軽量化をめざして作り上げました。

(おかやま山陽高校 機械科 妹尾栞さん)「重い時に1人で持ち上げるというのが難しいので、女子たちみんなで持ち上げるように協力してがんばりました」
寄贈された檻は、希望する地域に浅口市が貸し出し、イノシシ捕獲に役立てられるということです。