熊本県天草市で麦の生育を促す麦踏みの作業が始まりました。

天草市の下浦地区では約13ヘクタールで「はるしずく」という品種の二条大麦が栽培されています。

今、約20センチにまで伸びた麦の葉をトラクターに取り付けたローラーで踏みつける麦踏みが行われています。

麦踏みすることで根の張りが良くなる他、発芽を促進させることができ、収穫量のアップにつながるということです。

この大麦は5月ごろに収穫され焼酎の原料となります。

大麦は順調に育っていて、生産者は今後、カモによる食害に注意が必要と気を引き締めていました。

麦踏みは畑の土壌に水分が多いとできないため、雨が降らない予想のあす(1月17日)までに作業を終わらせるということです。