熊本を代表する甲子園常連校・熊本工業が野球部創部100周年を記念して、強豪・大阪桐蔭との招待試合に臨みました。

熊本工業は春夏通算43回甲子園に出場、夏の大会では3回準優勝しています。

大阪桐蔭は春夏通算26回甲子園に出場、センバツで4回、夏の選手権では5回もの優勝に輝く、強豪校です。

今回の対戦は、熊本工業野球部創部100年を記念した招待試合に、大阪桐蔭が応えたものです。

試合開始1時間前から、バックネット裏、内野席は満席。さながら県大会の決勝戦、いや、それ以上かというほどの観客の多さでした。

大阪桐蔭側の応援席には、関西からかけつけた保護者、また、熊本工業のベンチ外選手らも応援に回り、大声援。

両チームの試合前ノックにも観客は魅了され、大阪桐蔭の外野手がノーバウンドでキャッチャーに返球すると「おぉ~」と歓声が。

1試合目は、大阪桐蔭の先攻で試合開始、マウンドに上がるピッチャー全員が140キロを超す球を投げるという〝これぞ全国区〟という投球を見せ、5-2で大阪桐蔭が勝利。

1試合目:大阪桐蔭 ー 熊本工業

大阪桐蔭:100|020|200|5

熊本工業:000|110|000|2


2試合目は、先攻めの熊本工業が先取点を取り、コツコツと得点を積み重ねリードを許すことなく、6-1で勝利。

2試合目:熊本工業 ー 大阪桐蔭

熊本工業:200|021|010|6

大阪桐蔭:100|110|000|1

どちらのチームの選手がナイスプレーをしても、全観客から拍手が沸き起こる、熊本工業野球部創部100周年記念招待野球の試合にふさわしいナイスゲームが繰り広げられました。

また、11月15日開幕の明治神宮大会で3連覇のかかる近畿地区代表の大阪桐蔭は、九州代表の熊本国府が初戦を突破すれば2回戦で対戦することになります。