ダム建設に伴う水没予定地を抱え、人口減少が進む五木村の振興について、熊本県の蒲島知事は6月5日(月)の定例会見で村に振興相談室を設置すると発表しました。

熊本県が五木村に設置するのは「熊本県五木村振興相談室」で村民からの地域振興に関する相談を担うことを目的に6月19日(月)に開設するとしました。
また新たに2人の県職員を村に派遣することも明らかにしました。

五木村を巡っては長年に渡るダム計画に翻弄され、人口減少が進んでいることなどから国と県は村の振興策として医療・教育の推進や雇用の創出など、100億円規模の財政支援が計画されています。

蒲島知事はダム計画への村民の理解が得られなくても村の振興計画は別の話として進めるとしています。