県北の高校に通っていた当時17歳の深草知華(ふかくさ ともか)さんが同級生からのいじめを苦に自ら命を絶ちました。

それから5年が経った今年の命日。知華さんの両親の心境です。

5年前、娘を亡くした父親の智彦(ともひこ)さんと母親の志乃(しの)さんです。

父・智彦さん「会いたい。声が聞きたいです」

母・志乃さん「会いたいは一日に何回も出る。無意識に出てしまう。それは変わらないです」

5年が経った今も、娘がいない辛さと向き合い続けています。

2018年5月、深草知華さんが同級生からのいじめを苦に自ら命を経ちました。両親は2021年、知華さんをいじめたとされる元同級生4人を提訴しました。

そして今年3月までにいじめを認め謝罪することなどを条件に、4人全員と和解が成立しました。

志乃さん(今年3月27日 4人目の和解成立後)「本当に怖いことだろうけど、生涯、彼女が生きていく中で向き合っていって欲しい」

およそ2年にわたる裁判が終わって初めて迎えた知華さんの命日。

当時のクラスメートや部活動の仲間、習い事をともにした友人たちも知華さんに思いを馳せました。

幼馴染
「思い出を語ることによって、こういう子だったなって、思い出として引き継がれていく」
「知華と照らし合わせてもらって、頑張っている姿を(知華さんの両親に)見てもらえたらなと思います」

知華さんが17歳で亡くなり5年、知華さんの友人たちは社会人になりました。

智彦さん「17歳だった知華しか記憶が、時間が止まっているけどこうやって友達が毎年ずっと来てくれて成長していく中で知華と重ね合わせる」

母親の志乃さんは今回、知華さんをいじめた元同級生の1人に、初めて手紙を書きました。

その手紙には「知華さんの死に向き合い続けてほしい」というメッセージが込められたということです。

※今、悩みを抱えているという方は相談窓口「日本いのちの電話」があります。
※厚生労働省のホームページでも紹介されています。

【日本いのちの電話】

・フリーダイヤル 0120-783-556(なやみ こころ)
毎日:午後4時~午後9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時

・ナビダイヤル 0570-783-556
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