では、そのほか県内のスポーツ施設で老朽化の恐れはないのでしょうか?
えがお健康スタジアムと同じく、1999年の熊本国体の開催に合わせて建てられたパークドーム熊本は現在、築26年。そのほか、▼県立総合体育館は築41年▼熊本武道館は築52年▼リブワーク藤崎台球場は築63年▼水前寺競技場は築72年となっています。

どの施設も3年に一度、天井や外壁の点検が法律で義務付けられていますが、県や熊本市によりますと、これまでに天井板が落下するなどの事故は確認されていないとしています。

しかし、今回の事故を受けて県が調査をした結果、県が管轄する施設では、築31年の県営八代野球場で、観客席の屋根に腐食が確認されたということです。