江戸時代の禅僧が描いた作品の展覧会が、熊本市の美術館で行われています。

会場の熊本県立美術館本館には江戸時代の禅僧、白隠(はくいん)と仙厓(せんがい)が描いた禅画、およそ20点が展示されています。


禅画は、禅の教えを題材に炭を使って描く作品です。

上を見る大きな目が特徴の「達磨図(だるまず)」は、炭の濃淡を巧みに使い白隠(はくいん)らしい大胆な筆使いで描かれています。


仙厓(せんがい)が描いた作品は、軽いタッチで七福神の愛らしく親しみやすい表情が特徴的です。

ほかにも、動物をテーマに命の大切さを伝える作品も見ることが出来ます。


この展覧会は、7月2日(日)まで県立美術館で開かれています。