豊肥線と熊本空港を結ぶ空港アクセス鉄道について、県は完成までに少なくとも12年が必要との考えを示しました。

10日県議会では特別委員会が行われ、JR肥後大津駅と熊本空港を結ぶ空港アクセスについて、その完成時期や事業費に関する質問が相次ぎました。

「どのくらいの間隔で整備し、開通できるようにしたいのか」(前川 收 委員)
「準備期間で4年、用地取得を含めた整備を8年、合計12年という目途を最速でということでさせております」(県交通政策課 坂本弘道 課長)

また、総事業費がおよそ410億円と言われる中、アクセス空港事業の黒字化について県は「40年以内の黒字化はできない」とし、国に対し新たな支援制度の検討を要望しているとしました。