コロナ禍で途絶えていた熊本と世界を結ぶ空の便が2年10か月ぶりに再開しました。


記者
「今、ソウルからの観光客が到着しました。熊本空港国際線の再開は2年10か月ぶりです」


けさ到着したのは、熊本とソウルを結ぶティーウェイ航空の定期便です。

日韓関係の悪化や新型コロナウイルスの感染拡大で、2019年8月から運休が続いていましたが、水際対策の緩和などをうけ週3往復の運航を再開しました。


ソウルからの乗客
「きょうは黒川温泉、グリーンランド、熊本城に行きます」


機内は満席に近く、インバウンドの復活に期待も高まりますが、その一方で、熊本からソウルへ向かう便の搭乗率は約20パーセント。相互交流の本格化に向けてはまだ課題が残ります。

ソウルからの便は満席


熊本県企画振興部交通政策・統計局 交通政策課 緒方竜二 課長補佐
「食べ物とか旅行先とかの情報を県内で流すようなCMとか、ネットでの情報配信などを検討しております」