行政による認定の壁は厚い

行政による認定の壁は厚く、佐藤さんは、水俣病の代表的な症候である感覚障害などを訴えていますが、認定されていません。

2015年10月、佐藤さんは、他の男女6人とともに、県を相手取り、自分達を水俣病と認めるよう求める裁判を起こしました。
しかし・・・4年前に出された一審の熊本地裁の判決は、佐藤さんの訴えを認めないものでした。
佐藤英樹さん「しびれ、手の震えとか、こむら返りとかそれを司法は信用しない。それを他の疾患のせいにしてしまうという事ですね」

熊本地裁は、佐藤さんが訴える手足のしびれなどの感覚障害について「メチル水銀の曝露はあったが、他の病気の可能性が否定できず、水俣病とは認定できない」として請求を棄却したのです。
この判決を不服として佐藤さんたち原告は今、福岡高裁に控訴しています。









