熊本市の陸上自衛隊・健軍駐屯地に、今日(3月31日)反撃能力がある長射程ミサイルが、国内で初めて配備されました。
小泉進次郎 防衛大臣「本日それぞれ、熊本の健軍駐屯地と静岡県の富士駐屯地の部隊に配備しました」

防衛省は今日、健軍駐屯地に長射程ミサイルを配備し、名称も「12式地対艦誘導弾能力向上型」から「25式地対艦誘導弾」に改めました。

射程は約1000km。
敵の射程外からの攻撃を可能とする「スタンド・オフ・ミサイル」で、国内での配備は初めてです。
この射程には中国の一部も入ります。

記者「健軍駐屯地の門の前にはバリケードが設置され、警察が出動する事態となっています。物々しい雰囲気です」
健軍駐屯地の前には、プラカードを掲げて配備反対の声を上げる市民の姿がありました。

反対する市民団体のメンバー「今日という日を怒りの出発点として、どうかみなさん最後まで長射程ミサイルの配備に反対していきましょう」

防衛省は配備の理由について「相手に攻撃を思いとどまらせる抑止力を高める」としています。

一方で、住民説明会も開かれないまま配備されたこともあり、市民団体側は「今の世界情勢を見れば、抑止力になるどころか、かえって周辺諸国を刺激する」として、熊本が攻撃対象になると訴え、配備撤回を求める抗議文を防衛省側に手渡しました。
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一方、中国側はこれまでに「地域の平和と安全に対する重大な破壊である」と、反発する談話を発表しています。
今回の配備を受け、熊本県の木村敬知事は「国に対しては、県民の不安解消につながるように、分かりやすく丁寧な説明を行い、運用にあたっても安全対策の徹底などをお願いしたい」とコメントしました。









