自動車部品を製造する熊本市のアイシン九州の子会社 アイシン九州キャスティングは23日、新たな製造ラインを設けると発表しました。

工場設備の増設に伴い 県や熊本市と立地協定を結んだのは アイシン九州キャスティングで、高級車などに使われている部品の製造ラインを新たに増設します。

この製造ラインのほかにも 環境対策として、二酸化炭素の排出や電気代を抑える新たなコンプレッサーなどの設備に20億円を投資する計画です。

アイシン九州キャスティングは これまで自動車エンジンを生産の柱としてきましたが、電動化が進んだことを受け 今回の投資に踏み切ったとしています。

新たな製造設備は年明けに着工し、2025年12月の操業開始を予定しています。