火口内は「風の流れが変わる」
現在、阿蘇中岳の噴火警戒レベルは、「1活火山であることに留意」ですが、比較的活動が穏やかな時でも火山ガスは1日あたり数百トン放出されています。

火山ガスの成分は二酸化硫黄で、阿蘇中岳では1989年から1997年までに火口見物の観光客7人が火山ガスを吸い死亡する事故が起きています。
※その後、火口見物の規制を見直すなどして1997年以降、事故は起きていません。
大倉教授「今は冬型気圧配置で北西の風が吹いて、南東側にある見学エリアに高濃度のガスが流れることが多い」
一方で、火口内は風の流れが変わるという特徴があります。
大倉教授「風が渦をまくように、火口の中で、上を通る風の向きと反対の風が流れることがある」

つまり、上は北風、火口内は南風が吹き、現場の北側の斜面を火山ガスが上昇する流れになる場合があるということです。
熊本県内は週末にかけて、冬型の気圧配置が続くため、北よりの風が強く吹き、厳しい気象状況も続きそうです。









