熊本県小国町の特産「阿蘇小国ジャージー牛乳」の製造・販売を手掛けるJA阿蘇が事業を中止し、別の事業者に引き継がれることになりました。岐路に立つ酪農家を取材しました。

全国的な知名度に「誇り」
1月9日午前4時半。まだ暗いうちから、酪農家・小田翼さんの一日がはじまります。
小田さんが育てているジャージー牛は、全国で飼育されている乳牛の1%にも満たない希少種で、濃厚でコクのあるミルクが特徴です。
飼料代などの高騰で経営は苦しい面もありますが、自らの土地で牧草をつくるなど経費を削減しながら90頭を育てています。

酪農家 小田翼さん(40)「小国ジャージー牛というブランドが全国的にも有名になってきているのは誇りでもあるし、やりがいも感じているところです」
「小国土産といえばジャージー牛乳」
町の特産であるジャージー牛乳は、道の駅でも人気の商品です。JA阿蘇が製造販売を手掛けてきた生乳やヨーグルトのほか、バターや菓子など多くの製品に使われています。

道の駅小国ゆうステーションのスタッフ「小国のお土産といえば、このヨーグルトが占めています」
ところが今年の年明け早々、JA阿蘇は酪農家の減少や老朽化した製造工場の建て替えが難しいことなどを理由に、乳製品の製造・販売をやめ、県酪連に事業を引き継ぐと発表しました。
この一報を聞き、小田さんの牧場に駆けつけた人がいます。









