村議会の不信任決議を受けて村長を辞職した松谷浩一(まつたに・こういち)氏(63)が、1月20日告示の、出直し村長選挙への立候補を正式に表明しました。

松谷氏は村長だった12月12日、村の施設で発生した従業員への賃金未払い問題を放置したことや、村議会の議決を経ずに村の土地を無償で貸与したことなどを理由に、村議会から不信任決議案を可決され、12月19日付で辞職しました。

松谷氏は19日に退任する際、「村長選挙の後は新しい体制の下で球磨村のために頑張ってほしい」と職員にあいさつして、村長選には立候補しない意向を示していました。

ところが、今日(6日)記者会見を開いた松谷氏は、去年の年末に後援会から立候補を求める声が上がり、おととい(4日)に立候補を決断したと説明しました。

球磨村前村長 松谷浩一氏「『今一度、村長として議会や職員との関係改善を図ってもらいたい』『球磨村の復興にしっかりと取り組んでほしい』と重い強いエールをもらった」

不信任決議の理由についても「疑問を持つ村民も多い」としたうえで、「最終的には村民に判断してもらう。議会にも職員にもいろいろな意見があり、互いに歩み寄って関係改善を図りたい」と述べました。

村長選挙にはこれまでに、元厚生労働省職員の加納一郎氏(52)と元県職員の大岩禎一氏(62)の新人2人が立候補を表明しています。